仮設水処理装置TEMPORARY WATER TREATMENT
水質を確保しながら
更新工事も短縮。
汚水処理事業において、長年の使用により機器の老朽化や劣化した水槽を更新する機能強化は避けられません。
この更新期間中に流入する汚水を既設処理施設に替わって処理するのが、仮設水処理装置。
更新期間中の汚水を仮設水処理装置に切替え、更新期間の短縮。
安定した水質の維持を図るために、きめ細かな管理体制を提案、実施しています。
膜分離のしくみ
膜処理槽内に設置した液中膜を介して、処理水と活性汚泥との固液分離を行います。
膜材は塩素化ポリエチレンを原料とした微多孔性膜。 映面の微孔を通過できるのは水などの極めて小さな分子だけです。
大きな汚れの分子、SS、消化菌、脱窒菌などの通過をシャットアウトし、高度な処理水質を実現します。
さらにコンパクト性、容易な運転管理、大きな流入負荷変動にも対応するなど、21世紀を代表する汚水処理方式 といわれています。
『土壌脱臭装置』特徴と
導入メリット
- 01水質を確保
- 従来の一槽ずつ切替える施工方法では水質の悪化の懸念がありましたが、仮設水処理装置は固液分離が確実に行え、常に安定して水質を維持することができます。
- 02工期を短縮
- 仮設水処理装置を使用することにより流量調整槽(既設沈殿槽等)に使用する槽以外の停止が可能であるため防水・防食工事、機械・電気設備工事の一括施工が可能であり工期が短縮でいます。
- 03据付が簡単
- 仮設水処理装置はFRPタンクを採用しているため軽量で、場内に簡単に据付ができます。
- 04コスト軽減
- 一括施工が可能であるため、補修工事の工期が短縮されコストを低減できます。
『仮設水処理装置』仕様
仮設水処理装置仕様(1基あたり)
- 形式
- FRP製液中膜ユニット内蔵型
- 標準処理量
- 80㎥/日(膜透過流束0.6㎥/㎡/日)
- 処理能力
- 既設処理施設に準拠(標準 SS 5mg/L以下)
※平均実績値 SS 5mg/L以下 - ばっ気槽容量
- 24.3㎥ 2.50mΦ×6mL×2.5H(有効水深 2.05m)
- 液中膜ユニット
- 平膜50枚×5ユニット
- 平膜
- 有効膜面積(0.8㎡/枚)
- 処理水槽
- FRP製大型 2.05Φ2.50H
(水中ブロワ2基設置タイプ)
FRP製小型 1.60Φ2.00H
(水中ブロワ1基設置タイプ) - 付帯設備
- 水中ブロワ、処理水ポンプ、
仮設膜分離装置制御盤、流量計 - オプション
- 消毒槽、原水ポンプ、放流ポンプ、
原水ポンプ制御盤、放流ポンプ制御盤、
自動微細目スクリーン、電磁流量計等
※流量調整槽(既設沈殿槽等)は原則として
本装置外となります。
納入実績
その他20件以上納入実績がございます。